今年から日本にデリバリされている「MSC」の「Atlas Platinum Series」のハードテイルバイクに試乗させてもらった。
前三角がイーストンスカンジウムでリアバックがカーボンという異素材の組み合わせがマニア心をくすぐる。
このバイクの面白い点は、ハードテイルバイクでありながら、リアが3.3cmストロークするという点。
仕組み的にはリアエンド部分がリンクになっていて、リアバックの上の部分がしなる仕組み。キャノンデールのスカルペルの動きを想像すればいいだろうか。
こぎ出しはハードテイルそのもので、平地を走っている限りはリアがしなる感覚はなく勿論ペダリングロスもない。砂利の登りを走ってみたのだが、初めてのバイクながら気持ちよく登ってくれ、ライン取りをあまり意識しなくてもいい印象を受けた。実際にリアが動いているの??と気がつかないくらいだが、確実に後ろで何か仕事してくれている感じだ。
小刻みな振動を吸収してくれているので、身体への負担は確実に楽だと思う。
ハードテイルとフルサスのいいとこ取りの発想が面白い。レースバイクにも使えるが、ロングライドの山サイに使ってみたいバイクかもしれない。造形のシンプルなハードテイルバイクは、静かな山にも似合うと思う。
今回はちょい乗りだったが、なかなかいい印象を受けた。気になるのはスカンジウムの耐久性だがこちらはワールドカップで実証済みとか。あとはちょっとお高い価格で194,250円。
ちょっと人と違うバイクで、さらにワールドカップで活躍するバイクなので、所有する喜びは高いと思う。
カーボンが美しいリアからのアングル。乗った感じの剛性は高いです。
こちらは宇田川選手が乗るXCレース版の「M-1.0 WRC」。全身イーストンスカンジウムでフレーム重量1.6kg。完成重量は8kg代というから驚き。
コメント (2)
おっ、久々に元祖物欲大王発進しますか?(w
投稿者: 英丸@金サバ | 2005年6月 8日 22:23
日時: 2005年6月 8日 22:23
先立つものはないのですが・・・気になるものがチラホラと・・。
まずは、もっと乗りたいっす!!
投稿者: すずっきー | 2005年6月11日 01:05
日時: 2005年6月11日 01:05